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- 憂楽帳:弁護士業界の不況- 毎日jp(毎日新聞)
知り合いの弁護士と久しぶりに会ったが、どうも元気がない。「何があったんですか?」と尋ねると、「事務所の経営が危ないんですよ……」。
彼が弁護士になったのは90年代。例えば、内容証明書を1通作れば、さして難しいことではなくても、依頼者から「さすがは弁護士の先生」とありがたがってもらえたという。でも最近は、インターネットで簡単に専門的な情報が手に入るから、依頼者は当時と比べものにならないくらい「賢く」なっているとか。
「あのころはよかったです。それが今では、『内容証明なんて当たり前でしょ? 別の弁護士事務所なら、もっといろいろやってくれる……』なんて、言われてしまうんですよ」
”- 憂楽帳:弁護士業界の不況- 毎日jp(毎日新聞)