“後で調べたら、表参道上の交番脇でウエディング事業やってる、あの企業。紳士服AOKIの関連会社「アニヴェルセル」経営のモールだった。
話を聞くと、週末は1日に8組とかがこの有明のチャペルで式を挙げるらしい。
私が見ていても、参列者がチャペル外に並んだと思ったら、取ってつけたようなJ-POPがスピーカーから唐突に流れ、幸せそうな新郎と新婦がチャペルから出てきて、欧米人風のやたらと明るい「謎神父」と、写真を撮ったりしている。そのチャペルは教会でもなんでもないわけで、神父様はどこから連れてきているのだろうか。聖職者ではなく、単なる「外人タレント」なのかもしれないが。
まあ、好きなように生きればいいとは思う。
――でも、みんな、こんなハリボテのような施設で、生物として生まれた上で非常に重要な「婚姻」の儀式を挙げたいものなのだろうか?”
- 編集者の日々の泡 - 埋立地で「かりそめの結婚式」 ――幸せそうな新郎新婦を望見して、複雑な気持ちになる
話を聞くと、週末は1日に8組とかがこの有明のチャペルで式を挙げるらしい。
私が見ていても、参列者がチャペル外に並んだと思ったら、取ってつけたようなJ-POPがスピーカーから唐突に流れ、幸せそうな新郎と新婦がチャペルから出てきて、欧米人風のやたらと明るい「謎神父」と、写真を撮ったりしている。そのチャペルは教会でもなんでもないわけで、神父様はどこから連れてきているのだろうか。聖職者ではなく、単なる「外人タレント」なのかもしれないが。
まあ、好きなように生きればいいとは思う。
――でも、みんな、こんなハリボテのような施設で、生物として生まれた上で非常に重要な「婚姻」の儀式を挙げたいものなのだろうか?”
- 編集者の日々の泡 - 埋立地で「かりそめの結婚式」 ――幸せそうな新郎新婦を望見して、複雑な気持ちになる