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- Web Magazine「ハニカム」>Tsuyoshi Takashiro_blog - ウンバンダ。
中国やブラジルなどの新興国をまわって感じるのは、
急速に生活や社会システムが変化する一方、
それに不安を感じる人たちが、思ったより多いということだ。
ブラジルとて例外ではない。
キリスト教国の下で弾圧を受けながら、アフリカの宗教やイスラム教、ヒンズー教、スピリチュアリズムと呼ばれる心霊術、
そして先住民の文化など様々な宗教の要素が取り入れられ、
結果リミックス型になった新興宗教「ウンバンダ」。
100年前にはじまった宗教だが、近年勢力を伸ばし、現在200万人以上の信者を抱える。
恐らく、日本の高度経済成長期にも同じようなことが起きたのだろうし、
これから変わりゆくかもしれない世界的なシステムの変換は、
マンガ「AKIRA」やフィリップ・K・ディックの小説に描かれた、世紀末に現れる救世主や宗教団体がきっと登場するんだろう。
それは、いまやファンタジーではない。
そして、宗教も国境を超えてグローバル化するのだろう。
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