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"結論を言えば、忌野清志郎氏は、反原発ロックをやっていない。誰がつけたか知らない「反原発ロック」という音楽ジャンルにあきれ、「ただのロック」 をいつものようにやっていること表現している。いつもの「ただのロ..."

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結論を言えば、忌野清志郎氏は、反原発ロックをやっていない。誰がつけたか知らない「反原発ロック」という音楽ジャンルにあきれ、「ただのロック」 をいつものようにやっていること表現している。いつもの「ただのロック」の1つが、反原発メッセージの「SUMMER TIME BLURES」であり、また、反核の「LOVE ME TENDER」だ。騒いだ人々に対して「何を騒いでたの」と冷ややかな視線を送っている。とはいえ、詩の内容は、見事に反体制を貫いている。

『まさかまさか そんなひどいことしてるわけじゃないよね

灰色のベールのその中で またそんなコトしてるのかな』

当時もてはやされた原発に対する、庶民がもつ信用と、わずかに心の奥底でくすぶりつづける恐怖を見事に代弁している。筆者はこの曲が好きだ。



- 忌野清志郎は、反原発ロックをやっていない!:ざまあみやがれい!

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