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"◎ エンディング お送り致してきました山下達郎、サンデーソングブック。「震災特別プログラム」、私は「鎮魂プログラム」と名付けましたが、どれだけ皆さんの心に届いたか。えぇ・・わかりませんが。気持だけ汲んで..."

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◎ エンディング 

お送り致してきました山下達郎、サンデーソングブック。

「震災特別プログラム」、私は「鎮魂プログラム」と名付けましたが、どれだけ皆さんの心に届いたか。
えぇ・・わかりませんが。

気持だけ汲んでやって下さい。

こうした事態となりますと、色々な所で色々なご意見が噴出して参ります。

神戸女学院大学の大学教授の内田樹さんのブログ※を拝見しますとですね、こういう場合の重要要素は「寛容」と「臨機応変」と、それから「専門家への委託」だと仰っております。

正確な情報といったところで1000年に一度の大災害という、こういう状況ではですね、おのずから限度がある事も事実でしょうけれども、それでも私達が一番知りたいのは、メディアの”評論家ごっこ”ではなくて、隠蔽されていない正確な情報であります。

専門家にゲタをあずける以外にない事柄は、彼らを信頼するしかないと、思わざるをえません。

従いまして、私、これまで通り、私のプロフェッションで音楽芸能と、このラジオを通して、少しでも世の中のお役に立てればと考えております。

生の音楽が必要とされている時が来たら、それが許される時期が来たら、私も私なりの活動を始めようと思っております。

幸いなことに、電気など無くても、ノー・マイク、ノー・PAでも私の音楽は、ある程度の表現は可能ですので。

今は何よりも被災地で懸命に救援復旧活動をされている消防、警察、救急、自衛隊、そして世界各国の救援活動隊の皆様に心からの感謝とエールを送りつつ、あわせて業務の安全を心よりお祈り申し上げております。

ほんとうに、ありがとうございます。

とりわけ、この瞬間、死を賭して原発事故と戦っておられる皆さまに心から感謝し、成功を心よりお祈りしております。

真の英雄は、彼らであります。

来週は、情勢次第です。
今日の延長戦となるかもしれません。

来週は、また普通のプログラムに戻れるかもしれませんが、一刻も早く普通のプログラムが復帰できることを願って、全国の皆さん、ここが頑張りどころですので、この先、みんなでこの国、立て直すために、力を合わせて参りましょう!

それでは、来週もセイムタイム、セイムチャンネルでお目にかかれる事を祈りつつ。

山下達郎でした。”

- 未来の自分が振り返る 山下達郎さん サンデーソングブック 2011年03月20日「震災特別プログラム」

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