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- ASCII.jp:ネットは「使う側」に立つのが面白い――IT戦士のスタンス|古田雄介の“顔の見えるインターネット”
―― 私は「誰がどんな意図でアウトプットしているのか」に興味が引かれますが、逆の方向なんですね。
岡田 やっぱり使い手に興味がありますね。使い手がいなかったらほとんどのサービスは意味がありませんから。記事を書くときも、「自分が書きたい」よりも「みんなが読みたいものを書きたい」が先にくるんです。
たとえば、ニコニコ動画を作った人にインタビューしたいと思うとき、私は「ニコニコ動画をどんな気持ちで作ったか聞きたい」だけじゃなくて、「ニコニコ動 画ができた。実際に使ってみて、私も面白いサービスだと思う。みんなに使ってもらいたい」という気持ちになっているんです。だから取材の際も「どう思って 作ったか」だけじゃなく、「どういうユーザーが集まって、それによって世界がどう変わるのか」という話が聞きたいんですよ。
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