“ 近年の中村とうようさんが、死後のための準備であることを明言しながら武蔵野美術大学に蔵品を寄贈し、「MUSIC MAGAZINE」のワールドミュージックの「アルバム・レヴュー」を降板し、ミュージック・マガジン社の会長職も辞していく姿には、潔さとともにどこか厭世的なものを感じていました。3.11以降の福島第一原発事故に触れても、80年代の言動からは信じられないほど冷めたトーンであったことにも驚きました。”
- 小心者の杖日記 - 中村とうようさん死去
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