そして昨年、廃刊になったアノ雑誌にも批判の目が向けられる。2008年2月24日「さよならVOICE2」「さよならVOICE3」。痛烈な批判だが2008年の時点で的確だったことは否めない。長いのでアレだが、この怒りの文面だけは転載しておきたい。
結局ね、
そういう世代の人種がね、こういう業界に多く蠢いてて、そういう人らが
「(かつて)シスコレコードだった。」なノリで超B級みたいなもん引っ張り出してきて
さもこれがイケテル~★みたいなことを(そこそこトシで権力もってるから)情報媒体で流してリリースしてるんでしょう。
でも
実際の(もっと)ナウなヤングはそんなもの全然欲しがってないですよ。
なんだかんだいうて
出来のエエもん買うんですよ。そういう周辺情報より。
だってわかんないんだもん。
最近のヤングはもっと賢いんですよ。
だって美しくないんだもん。
「僕らが情報発信してますよ」的なプレゼン醸し出して
「誰?」みたいなアーティスト紹介してリリースしても誰も振り向かないんですよ。
誰もあなた達になんか興味ないんです。
まだみんな付いて来るって思ってるんでしょうかね。
昔は田舎の子が必死に付いてきたんでしょうけど、今付いて行かないんですよ。テメエで探せるから。
そんなヒマと金があったら「タイヨンダイさんのバンド」のアルバム聴いてライヴ行くんですよ。
プロやったらそれくらいわかってる筈でしょう。
だから1位がタイヨンダイのバンド、なんでしょう?
せやのにいつまでもTHIS HEATとかレジデンツとかレッド・クレイオラとか出してくる。
何の脈絡もなく。
ワケのわからん概念「オルタナティヴ」の名のもとに。無駄なプライドエクスプロージョン。
そこに多大なるズレがあると思いますよ。
つまり、
だから、
シスコレコードさんも閉店したんでしょう。
つまり
だから
結局
潰したんは、お前らやん!!!!
とか思います。
ダウンロードとかアマゾンとか以前に、
その渋谷系な時代と同じ発想しかせんまま、
(ただずっと同じ業界にいるから)で自然と得られる知識を得意そうに持ち出して「さも僕らが提示しているのです!フロム渋谷!」みたいな人たち。
一番わかってへんのはあんたらです。
そんな人が若者向けにテーゼを提示
ヤングはその美学と意味がようわからんから、やっぱmyspace。
ほんで「あいつら本物がわからんから」とヤングを小バカにする、と。
こいつァ春からDEATH渋谷系デフレスパイラル。寒すぎです。ミクシイのコンピの比やないです。
それが僕が言うてる「おっさん&おばはん」そして「渋谷系」なんです。
せやし渋谷系嫌いなんです。
「今時いねえよそんなヤツ」
いや、いますよ。
天下り用の3セクみたいに名前変えていっぱいこの周辺に蠢いてます。
なんやワケわからんのんばっか探してきて
答えは一括、
「myspaceで試聴できます。」
みたいな今となっては素人でも出来ることを簡単に仰るメーカーとかちっちゃいレーベルとかに。
若者にも理解あるようなスタンス見せる、
しかしホントのところがやっぱり何かズレてる、
かつて渋谷系だった音楽階級!必死で過去を生きてるマイノリティー業界の重鎮。つまり若いおっさん!
アーンド
おばはん!
あんたらが一番の音楽文化破壊者やねん!
とか思います。
こういう人たちとこういうノリがね、もう、本当に古いと思います。
もうあきらめろよその音楽バブル期自慢。fromいち地域からの。
とか、思います。(「さよならVOICE3」より)
kenzee「まったくなにも反論ナシ。これぞ良心。このブログは滅多にここまで本音いう回はないんだけど、ネタの回のほうがもちろん面白いんだけ ど、音楽の興味でウチを見てくれてる人はこの「CDつく」一年分ぐらい遡って読んでみて欲しい。ゼロ年代のCDの小売の現場でなにが起こっていたのか知る 手掛かりになるだろう」
”- 鶴光のナナメに読むブログ: 文芸誌をナナメに読むブログ(書評)