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"1 以下、VIPがお送りします 2008/12/29(月) 01:04:18.24..."

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“1 以下、VIPがお送りします 2008/12/29(月) 01:04:18.24 ID:D3N12T1i0 
マジで笑えたけど見てて興奮した
女の子はめちゃくちゃ可愛かった 
多分そのデブも興奮してたと思う

7 以下、VIPがお送りします 2008/12/29(月) 01:12:17.04 ID:pGX0ddoQO
会話詳細くわしく。 

11 以下、VIPがお送りします 2008/12/29(月) 01:16:37.51 ID:D3N12T1i0 
俺の向かいに座ってる女の子 
女の子の隣にはおばさん、端の席だから逆隣はいない 
女の子とおばさんの間にコブシ一つほどのスキマがある 
そこに強引に座ろうとするデブ出現 
女の子キレて説教

デブ腰が強引に座り込もうとする 
それを見てデブにイラっとくる俺 
俺だってあの子の隣が良かったのに 
デブのケツが女の子の脚を思いっきり圧迫している

隣のばばあも怪訝そうなに「諦めろよデブ・・・」って顔で見てる 
それでも諦めないデブ 
女の子はもう不自然な体勢で端にぴったりくっついてる 
はたからみても嫌悪感丸出しの顔してる

そして強引に座り込んだデブ 
逆隣のばばあはまだいいが、端の女の子はほんと密着状態 
顔をデブの反対側に30度ぐらい傾けてる 
そしてなんとか夢の席に座ったそのデブ、満足気な顔で懐からなにやら取り出すと 

なんと、電車内で 

香 水 を か け は じ め た

遠まわしなお洒落アピールだったのだろうか、今となってはよくわからない 
俺を含め、車内の男達は全員思っただろう 
それはないわ、デブ と 

女の子がわざとらしくセキをする 
その様をちらちらと見るデブ 
耐えかねた女の子が携帯を取り出して現実逃避開始

そのデブ、さきほどまでは遠慮がちにチラ見していたのだが 
女の子の意識が携帯に向けられたことを悟ると 
見ているこっちが引くくらいガン見を始めた 
うん、あれは引いた

見られている女の子の額に汗が滲んでいるのがわかった 
その様子を見ていて、流石にかわいそうになってきた 
俺もパチスロを打っていて同じような経験がある 
隣に座ったオッサンがチラ見してくると本当にストレスが溜まるのだ


46 以下、VIPがお送りします 2008/12/29(月) 01:34:56.53 ID:8sjaDz8RO
そこで»1が説教してたらマジでカッコイイと思ったのに… 

48 以下、VIPがお送りします 2008/12/29(月) 01:35:03.22 ID:N+sOgNWxO
なんか想像したらめっちゃイラッとした 
ピザは消えろクソ 

51 以下、VIPがお送りします 2008/12/29(月) 01:35:11.07 ID:kYlovDfL0 
香水ってまさか雑誌の裏で通販してるフェロモン香水(笑)とかじゃ…


55 以下、VIPがお送りします 2008/12/29(月) 01:35:19.77 ID:D3N12T1i0 
一瞬、助けにいってやろうかなという考えが頭をよぎった 
しかし、これってどうなんだろう 
強引に座ったその時ならまだしも、座ってしまった今、何を注意すればいいのか 

なぜなら前述のパチ屋での経験で、あるとき凄まじいガン見ジジイにつきまとわれた俺は 
とうとう限界を感じ、「さっきからジロジロ見るのやめてくれませんか」と言ったことがある 
勇気を出していったのだが、「いや、見てないし」の一点張りで終わった 
(しかもその後もガン見)

そういう経験もあってか、俺は思いとどまってしまった 
どこで降りるのか知らんが、それまで頑張れ と心の中でささやかなエールを送り、 
ガン見デブもこれ以上見たくなかったので、携帯でVIPを始める俺 
その間もデブと女の子の間には嫌な緊張感が流れる

VIPをだらだら読んでいると、デブの話し声が聞こえる 
俺はマジで耳を疑った 
デブ「あれ?斉藤さんじゃない?」 

今更それはないだろ、デブ

知り合いじゃないということは二人の間に流れる空気からして、 
第三者の俺から見ても明らかだった 
そこでびくびくしながら携帯を見ていた女の子が初めて顔を上げる

女の子「いえ、違います」 
デブ「えー、おっかしいなぁー・・・」 

デブ「あ、じゃあ佐藤さんだ?」
こいつかっこいいなって少し思った

はぁ?という顔をする女の子 
女の子「私は斉藤でも佐藤でも加藤でもありません。そもそもあんたなんて知りません。」 
デブ「あ、そうですか・・・すいません」 

予想以上に冷たい反応、だが当然か 
現実ってこんなもんだよなってデブの肩をたたきたい気持ちになった
これでデブVS女の子も終わりか、現実ってつまらんなあとひしひしと感じ、再び携帯を見る俺 
すると意外なことに女の子が喋り続ける 

女の子「大体、さっきからジロジロ見てきたり、香水かけたり、常識なさすぎませんか?」 
デブ「あ・・・すいません」 
女の子「それに、なんでわざわざ空いてる席があるのにこんな狭いところに座るんですか?」 
みたいなことを喋ってた 
丁寧語だったとは思うが早口で、明らかにキレてた 
ま、当然っちゃ当然だが

そこで俺の三つ隣ぐらいの席を指さす女の子 
指のさし方可愛い ハァハァ 
女の子「ほら、あそこ空いてるじゃないですか、なんでここに座るんですか?」 
デブ「いや・・・まあ・・・俺が乗ったときは空いてなかったし」 
女の子「いえ、空いてましたよ」 
確かに空いてたような気がする 
エキサイトする女の子にwktkする俺
女の子のマシンガンラッシュに沈黙するデブ 
というか絶対お前興奮してるだろと思った 

デブ「実ヴァ・・・」 
デブが急に喋り始めたが、タンがつまってるのが配水管が詰まったような音がした 
あからさまに嫌な顔をする女の子

構わず続けるデブ
デブ「実は、最近電車の中で君のこと見てて、・・・ほ、惚れたんだ」 
この台詞は一字一句間違ってない 
たぶん一生忘れないだろう 

電車の中の空気が凍ったと思う 
俺は素直にこいつすげーと思ったけどね


203 以下、VIPがお送りします 2008/12/29(月) 02:03:35.98 ID:yMn6q2HIO
デブでもここまでできるのにおまいらときたら…


206 以下、VIPがお送りします 2008/12/29(月) 02:03:44.36 ID:D3N12T1i0 
呆けていた女の子だったが、車掌が次の駅へ到着する旨を告げると、 
やがて無言で立ち上がった 
そりゃ、こんなストーカー紛いのデブに告白されたら降りるしかないよな 
平日の朝ならまだしも、今日は日曜、しかも真昼間だ 
狙って乗ってきたと考えるときもすぎるので俺はそれ以上考えるのをやめた

だがその子は降りなかった 
デブの手を引っ張り、デブを立たせると、ぐいぐいと背中を押す 
デブは少しにやけていたと思う 
やがて通路側までデブを押すと、電車のドアが開いたと同時に 
無言でデブの背中を両手で押し、デブを電車から弾き出した 
デブは「え?」みたいなきもい顔してすこしの間突っ立ってたが、 
発車の際の「プルルルルルル」って音が聞こえると自分の置かれた状況を把握したらしく、 
「ちょっと!」みたいなことを言ってたがドアにシャットアウトされて消え去った

女の子は息を切らせながら自分の席に戻り、携帯をいじり始めた 
流石にこれだけ暴れると恥ずかしかったのだろうか、顔がメチャクチャ赤くなっていた 
ちなみにその子とババアの間にはもはや拳一個分ほどのスキマもなかった 
あのデブ、よく座ったな と思った日曜の午後だった 完”

- コピペ運動会 - No.25499 今日、電車でデブが女の子に説教されてた

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